大阪安威川(あいがわ)の治水を考える流域連絡会

大阪府安威川ダム本体工事中止と流域の治水のあり方を提案する市民団体です。

「ダム本体工事着工反対」「安威川流域の治水は本川上流のダム計画より
 流域の総合治水と本川と支川の堤防強化を優先せよ」というのが主張です。


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更新情報

2021/11/03〈他団体情報〉大阪府営安威川ダム公金支出差し止め控訴審不当判決 判決文掲載しています。
 10月28日大阪高裁で上記控訴審(原告:江菅洋一氏 安威川ダム反対市民の会代表)の判決があり、残念ながら敗訴となりました。「大阪安威川の治水を考える流域連絡会」は2014年から7年余にわたって闘われた本件訴訟を傍聴活動を中心に支援してきました。今後とも危険なダム建設の実態と安威川流域の総合治水対策の必要性を訴え共に運動を継続する決意を固め合いました。
2021/10/15〈他団体情報〉
 全国水源連からの依頼により脱ダムを問いかけるドキュメンタリー映画「悠久よりの愛 脱ダム新時代を安威川の治水を考える流域連絡会も主催し取り組みます。ロードショー2021年11月27日から2週間十三シアターセブン。数多くの皆さんのご参加をお待ちしております。
2021/10/03〈現状レポート〉9月26日、二年ぶりに安威川ダム現地調査を行いました。大阪府は2021年度末のダム堤体完成に向けて、本体工事を施工中としていますが、堤体基礎岩盤の深部に処理しきれない軟弱な断層破砕帯を残したままダム本体の盛立て工事をほぼ完了させており、すなわち「臭い物に蓋をする」という下流住民等の安全を無視する現状となっています。
2021/05/30〈行政等情報〉
大阪府が安威川ダム堤体基礎地盤地質調査4文書を公開

 
大阪府は2024年度末完成を目指して急ピッチに工事を推進しています。問題はこれまで指摘してきたダムサイト基礎岩盤地盤の調査が正確に行われているかどうか、また、地盤改良を進めてきたグラウチング工事などが効果を発揮しているかどうかをチェックする必要があります。4文書は田結庄良昭神戸大学名誉教授に送付してコメントをお願いしています。
2021/03/06〈行政等情報
大阪府営安威川ダム計画、大阪府は2024年度末に完成としていますが、今回の安威川ダムサイト第95回~第97回岩盤判定会議、および第94回~第96回岩盤判定会議議事概要についての田結庄良昭先生のコメントを見ても問題や疑問は深まるばかりです。ぜひご覧ください。  
2021/01/01〈他団体情報〉
安威川ダム控訴審に全国水源連代表嶋津暉之氏が意見書を提出
 2020年12月20日に大阪高裁に添付の意見書を提出されましたので、ご紹介します。また談話も寄せられました。
2020/08/27〈行政等情報〉
大阪府が安威川ダムサイト岩盤判定会議資料83回~87回、同議事概要82回~86回を公表しました。早速、田結庄良昭名誉教授に文書を送付して、コメントをいただきましたので紹介します。
 田結庄先生は「今回は、岩盤判定会議資料や確認資料など(6月26日や7月2日、7月22日や8月2日)、基礎的な岩盤判定についてのコメントです。特に、問題としたのは、断層に伴う破砕帯がCLl級やD級岩盤で、しかも、地下深く垂直に伸びているのをどう対処するかが問われていますので、そこに、焦点を当てました。大阪府は掘り下げてれば、地下には風化していない硬い岩盤が出てくるとして、6次孔まで掘り下げていますが、現実には断層に沿って破砕帯が存在し、D級やCLl級岩盤が存在し、グラウチングでやり過ごし、遮水性を保ち、3ルジオンになるとしていますが、信じられません。地下に伸びた断層破砕帯を根本的にはどうするのでしょうか、これが大問題なので、取り上げました」とコメントされています。

 


安威川ダム堤体基礎地盤重大問題残したまま工事?!
〈臭いモノにはフタ〉は許さない

地形は原型を止めず、この姿を28万茨木市民に!
  
   
写真②ダム提体を右岸側から撮影(2021年9月26日) 写真①ダム提体を下流側から撮影(2021年9月26日)
   
写真②ダム提体右岸から上流を撮影(2021年9月26日) 写真 車作右岸側から下流のダム提体を撮影(2021年9月26日)
写真④ 車作左岸側から下流のダム提体撮影(2021年9月26日) 写真①②④の撮影位置図です。(2021年9月26日撮影)


大阪安威川(あいがわ)の治水を考える流域連絡会
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