Q&A

茨木北部丘陵地域の自然を守る市民会議

上野鉄男さん
国土問題研究会理事
京都大学防災研究所
(河川水理)
上野鉄男氏
安威川ダムの必要性を考える

■安威川ダムは「必要でない」というより、
   「造らない方がいい」というのが結論です。


・昭和42年北摂大水害の被害の原因は
・ダム建設が流域の洪水を防ぐ、有効な方法なのか
・ダム建設による水道用水確保は必要か
上野鉄男さんにお聞きしました

−−−はじめに−−−
 日本のダム建設の歴史は明治以後ですが、それでも国内にダムと言われる施設がすでに2700も存在しています。さらに建設中又は計画中のダムが約600あるとされています。そして安威川ダムも含めてそのうち約300のダム計画が今、具体的に進められています。しかしこれまで日本の公共事業の代表格といわれるダムは計画が途中で凍結や中止になった例は、ほとんどありませんでした。そういう意味で97年に初めて、これらのダム計画のうち中止6・休止12・凍結70を行うことを建設省が公表したことは遅きに失したとは言え、画期的な出来事でした。しかし安威川ダム計画には、そうした動きは今のところ全く見られません。この計画は平成19年に本体工事に着工予定と言われ、いよいよ本格的に用地交渉に入っています。言わばこの一、二年が計画の見直し、中止をさせる事が出来るかどうかのチャンスです。そこであらためてダム計画の必要性について、検証いたしました。ぜひご一読ください。



■インタビュー 徳島県木頭村村長(97年当時)藤田恵さん
■昭和42年の北摂大水害の被害の原因は・・・
■ダム建設は、安威川流域の洪水を防ぐ有効な方法なのでしょうか(1)
■ダム建設は、安威川流域の洪水を防ぐ有効な方法なのでしょうか(2)
■大阪府営水道の水源確保のために、安威川ダムは必要なのでしょうか
■おわりに

                


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