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問5.安威川ダム周辺や近くに活断層が多数、走っているとともに、かねてよりダムサイト(ダム堤体用地)の地質についても、色々問題が多いといわれています。とくに大地震があっても本当に大丈夫なのでしょうか。 |
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ダム堤体用地には二十四本の断層が | |||||||||||||
答 日本では安威川ダムのような地質条件と同様なところに、これまでいくつものダムをつくっています。 しかしどのような地質条件のところでも、ダムをつくる場合は慎重の上にも慎重に検討しなければなりません。 <ダムサイト左岸側の断層はとくに要注意> <安全性について徹底究明の必要あり> |
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問6.ダムサイト(ダム堤体用地)とともに、ダム湖周辺の地質についても、その中央を馬場断層が横切るとともに、色々問題点を抱えているときいています。豪雨時や大地震時に、斜面崩壊が起きて、いわゆるダム津波を起こす危険性は本当にないのでしょうか。
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ダム津波の危険性の方が大きい | |||||||||||||
答 この問題についてもダムサイトの地質条件と同様の考え方が大切ですが、安威川ダムの場合、比較すると、ダム湖周辺の地質の方がさらに多くの問題点を抱えているといわざるをえません。大阪府や茨木市自身がダム湖周辺のほとんどの地域を地すべり危険箇所、土石流危険渓流、急傾斜地崩壊危険個所、山腹崩壊危険地区などに指定しており、また過去の豪雨災害時にも斜面崩壊が起こっているわけですから、行政が「問題なし」というのは矛盾しています。もし大地震が発生した場合、ダム湖周辺の斜面崩壊によって、規模は別としてある程度の大きさのダム津波発生の危険性がないとはいえません。むしろこの方がダム堤体決壊よりも可能性としてはより高いのではないでしょうか。 | |||||||||||||
<ダム完成後の水位変動による影響調査を十分に> <馬場断層の横切る斜面地の大規模盛土造成は危険> |
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