大阪安威川(あいがわ)の治水を考える流域連絡会

大阪府安威川ダム本体工事中止と流域の治水のあり方を提案する市民団体です。

「ダム本体工事着工反対」「安威川流域の治水は本川上流のダム計画より
 流域の総合治水と本川と支川の堤防強化を優先せよ」というのが主張です。

 ホーム  現状レポート 安威川ダム
計画とは
 
 国土研安威川ダム調査団レポート  行政等情報  他団体情報


現状レポート
(掲載日2021/10/03) 9月26日、二年ぶりに安威川ダム現地調査を行いました。大阪府は2021年度末のダム堤体完成に向けて、本体工事を施工中としていますが、堤体基礎岩盤の深部に処理しきれない軟弱な断層破砕帯を残したままダム本体の盛立て工事をほぼ完了させており、すなわち「臭い物に蓋をする」という下流住民等の安全を無視する現状となっています。
8
 
(掲載日2019/08/13) 堤体基礎岩盤工事=「臭いものにはフタ」にはさせない!
 
8月12日、半年ぶりに安威川ダム現地調査を行いました。 大阪府は、この1年間のダム工事進捗状況について 「取水施設、監査廊、常用トンネルや非常用洪水吐の構築工事を行っています。 またロック材の受け入れを行っています」 としていますが、問題は堤体基礎岩盤部分です。 大阪府は安威川ダム堤体の基礎岩盤について、「岩盤安定会議」(府河川室、府工事事務所、ダム技術センター、水資源機構、コンサル、大林組JVで構成)を月一回開催(着工後67回)し、その結果を国交省に報告しています。 しかしこの3月の会議では 「安定性に問題はないことを確認した」とするなど、その内容に疑問が多々存在しています。 早速、4月以降の「判定会議」の会議録と会議提出資料を情報公開請求しました。 文字通り「臭いものにはフタ」にならないよう可能な限りのアプローチを考えています。
写真@ダム提体予定地を下流側から臨む (2019年8月12日撮影)(jpg)
写真A堤体右岸側から左岸側をみた写真です。 (2019年8月12日撮影)(jpg)
 7   大阪府営安威川ダム 提体基礎掘削工事に本格着手 自然と環境破壊が極に(pdf)
 6  安威川ダム提体予定地で土壌汚染が発覚。大阪府はダム本体工事費にもぐり込ませて、汚染土壌撤去を画策。
土壌汚染を放置してきた大阪府の責任は重大。「茨木市民運動連絡会」は関係文書の公開を請求(pdf)
 5   「流域連絡会」は大阪府に地質の問題点徹底究明を申し入れ。 大阪府が安威川ダム本体工事入札結果を公表。
特別重点調査価格を1千万円上回る243.1億円で大林組JVが落札。(pdf)
 4   ダム本体工事の中止、本川と支流の茨木川や大正川の治水は堤防の強化・流出抑制施設など治水対策の転換を
すすめる、流域連絡会がアピール(pdf)
関連資料@茨木川について(pdf)関連資料A大正川について(pdf)
 3   大阪府が湖面道路橋(仮称)生保(しょうぼ)新橋建設を茨木市に押しつけ。(参考資料)大阪府外部監査意見書(pdf)
 2013年9月16日16号台風集中豪雨安威川右岸茨木亀岡線車作地区ダム付け替え道路切土斜面で土砂崩壊発生 (pdf)
 1 2013年8月19日公告、11月14日開札大阪府安威川ダム本体工事入札公告について 工事内容と概要図(pdf)

 
ダム提体建設予定地を下流から撮影(2013.11.6) ダム提体予定地を下流側から撮影(2021.9.26) 

大阪安威川(あいがわ)の治水を考える流域連絡会
〒567-0034大阪府茨木市中穂積一丁目5-A210
電話&FAX 072-626-5239
お問い合せはこちら → Email takao hatanaka@nifty.com