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国土研安威川ダム調査団レポート |
(掲載日2017.11.8)11月5日の大阪府営安威川ダム建設工事現場見学会で、奥西一夫京大名誉教授(災害地形学)が「安威川ダム湛水域の斜面の安定について大阪府の調査はずさん」と見解発表。見解では「2017年2月の安威川ダム本体工事着工後の報告書(安威川ダム貯水池容量等調査)は,本来なら着工前におこなうべき,地すべりの予測と対策の調査を安直に済ませようとしたものである。内容は予察(空中写真判読による懸念斜面の抽出)と現地踏査である。予察はマニュアル(貯水池周辺の地すべり調査と対策)に忠実に,地すべり地形とその他の不安定斜面(崖錐)をしらべ,地すべり地形は存在しないので,小規模な崖錐だけを抽出しているが,安威川流域では完全にピントはずれである。最も懸念される車作地区の斜面は全く調査対象外になっている」と指摘しています。着工後のダムサイトの地質調査による予算の増額とともに、大阪府の姿勢は厳しく問われる必要があります。 | <安威川ダム> 〇安威川ダム湛水域の斜面の安定について━ダム建設現場見学会資料━ 奥西一夫( 国土問題研究会・京都大学名誉教授)(pdf) 1 .ボタンの掛け違い? 1.1 2016年1月の「安威川ダム貯水池周辺航空測量委託」報告 書(中日本航空) 1.2 車作地区に関する調査(1988年〜1999年)(ニュージェック) 2.安威川ダム湛水域の地形・地質からみた問題点 〇2017年11月5日現場にて説明写真(jpg) |
(掲載日2017.11.7)11月5日の大阪府営安威川ダム建設工事現場見学会で、田結庄良昭神大名誉教授が「ダム堤体基礎地盤は軟岩岩盤や断層が広く分布しダムに不適」と見解発表。全国水源連と茨木実行委員会共催の全国集会現地見学会が行われました。大阪府はダム建設費はこれまで約1,314億円としていましたが、この9月に更に222億円の増額。その内98億円は「堤体基礎地盤の改良のため」としています。しかしその費用は今後の追加調査で大幅に増額の可能性をはらんでいます。こうした中で田結庄氏は詳細な検討を行った結果をこのほど「見解」として発表しました。A4で6ページの力作です。難解な部分もありますがぜひご覧下さい。 | <安威川ダム> 〇安威川ダム周辺の地質について━ダム建設現場見学会資料━ 田結庄良昭(国土問題研究会・神戸大学名誉教授(pdf) 1. ダム建設地盤の問題点と結論━軟岩岩盤や断層が広く分布しダムに不適切 2. ダムサイトの地質 3. ダム提体の断層系統 4. ダムサイトの岩級区分について 5 .水密性について 〇2017年11月5日現場にて説明写真(jpg) |
文書1 | 2012.11.30 | 大阪府知事宛 安威川ダム本体工事着工中止を求める申し入れ書(pdf) |
安威川の治水を考える流域連絡会 | 添付資料(html) |
文書2 | 2012.11. | 安威川ダム計画の地質問題に関する見解(第一次)(pdf) | 国土研調査団 | 添付資料(html) |
文書3 | 2013.02.25 | 安威川ダム計画の地質問題に関する見解(第一次) に対する質問(pdf) |
大阪府安威川ダム事務所 | |
文書4 | 2013.02.01 | 安威川ダム計画の地質問題に関する見解(第一次) に対する誠意ある対応と回答を求める申し入れ書(pdf) |
国土研調査団 | |
文書5 | 2013.02.18 | 安威川ダム計画の地質問題に関する見解(第一次) に対する安威川ダム事務所の確認及び質問への回答書(pdf) |
国土研調査団 | 添付資料(html) |
文書6 | 2013.03.06 | 安威川ダム計画の地質問題に関する見解(第一次) に対する回答について(pdf) |
大阪府安威川ダム事務所 | |
文書7 | 2013.03.25 | 安威川ダム計画の地質問題に関する見解(第一次) に対する大阪府回答説明にあたっての留意点(pdf) |
国土研調査団 |
国土問題研究会ホームページリンク | http://ha2.seikyou.ne.jp/home/kokudo/ |
大阪安威川(あいがわ)の治水を考える流域連絡会
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